2009年11月11日 (水)

市の不正経理、会計検査院からの指摘 6023万円(補助金相当3018万円)

昨年発覚した公金の不正経理問題で、会計検査院の検査結果、盛岡市の不正経理は、国土交通省関係で5571万7千円(補助金相当2711万7千円)、農林水産省関係で451万3千円(同306万9千円)、合計で6023万円(補助金相当3018万6千円)に上ることが明らかになりました。
 この額は、市が自主的に調査して公表していた額に比べて、総額で1605万円増えています。示された資料で目を引いたのが、農業委員会事務局においても「需要費」で7件・13万円が含まれていたことです。 市の調査では「ない」とされていたところから出てきたのですが、実は平成6年度の「不正経理事件」は農業委員会事務局で起こっていたのです。当時この問題を発見して改善を求めた立場から、昨年この問題が明るみに出た直後、真っ先に農業委員会事務局から確かめて「農業委員会事務局にはなかった」との回答を得ていただけに、びっくり・残念の思いです。
盛岡市議会は、このことについて11月13日(金)の午前10時から市議会全員協議会を開催して議論する予定です。

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岩山漆芸美術館「閉館」(冬期休館)へ~鳴り物入りで再開館から4か月で行き詰まり

 11月10日に開催された市議会全員協議会で、岩山漆芸美術館の「閉館」問題が市から報告されました。
 この問題は、11月8日の新聞(盛岡タイムス、岩手日報 他)で今月いっぱいで同館が閉館となることが報じられました。岩手日報は「赤字続き今月末閉館」と報じ、盛岡タイムスは「11月末で閉鎖 再開からわずか4カ月」と報じたのです。

 岩山漆芸美術館は、漆芸作家の全龍福(チョン・ヨンボク)氏が2004年5月盛岡市所有の「旧橋本美術館」を無償で利用してオープンしましたが、昨年(2008年)11月で閉鎖していました。
 ところが、今年になって「8月に再開館する」との方針が打ち出されました。その内容としては ①韓国の著名俳優であるペ・ヨンジュン氏が名誉館長に就任する ②ぺ氏の事務所が出資して、館の運営会社(オリエンタルトレジャー社)を設立して運営に当たる ③市との間で賃貸契約を結び、年間約600万円の家賃を支払うというもの。

 盛岡市は、その計画にすぐにのり「予算流用」の形で、電気設備と消防設備の改修工事を1080万円で実施しました。このことは市議会で「予算議決主義」に違反するとの指摘があり厳しい議論が行われました。その祭の市の説明は「これまでは無償でお貸していたが今度は賃貸契約を結ぶので、大家の責任で工事する」「あくまでも市建物を修繕するもので、予算の流用は問題ない」などと答えていました。
11月8日の新聞各紙の報道にあわてたのか、昨日(11月9日)、市の担当課長(管材課長、ブランド推進課長)が訪問して全館長と会談した際、11月8日の新聞報道は「誤報だ」、あくまでも冬期間の休業で、来年4月1日には開館する」などと答え、テレビなどでも大きく報じられました。
 
 10日の市議会全に協議会では、市からその会談のなかで全氏から聞いた内容について説明があり、「閉館ではなく『冬期間の休業』とする説明をそのまま議会にいました。
しかし、今回明らかにあった客観的な事実は、①ぺ氏の事務所から、オリエンタルトレジャー社への出資は中止されたこと ②したがってオリエンタルトレジャー社は解散すること ③運営会社解散後の受け皿としてはNPO団体などで運営できないか模索したいとしていること ④契約で結んだ賃貸料金は、8月分から未納になっていること ⑤ふるさと雇用創出事業で雇用する予定の2人分の人件費に相当する320万円の補助金は前払いされ、雇用されなかったにもかかわらず返還されていないこと。⑥賃貸料や補助金の返還分については11月中に支払い計画を明らかにすることになっている、ことなどです。

 これでは、「冬期間の休業だ」という説明は全くつきません。4月1日にオープンする主体が不明確であり、再開館する何の保証もないのです。しいて言うならば「運営主体を探し、再オープンという希望を持ちつつ、閉館する」ということでしょう。

 「11月閉館」は誤報どころか、事の本質を伝える記事と言わなければなりません。

 ぺ氏の事務所からの出資中止の理由が「新聞報道などに接し、反対のある事業には出資できない」とされているという説明に至っては、それを市が真に受けているとすれば、「あいた口がふさがらない」というのが率直な感想です。ぺ氏の事務所は「ビジネスとして成り立つかどうか」を慎重に判断した結果だと見るのが普通で、そもそも計画自体のずさんさが指摘されなければならないことではなかったかというのが私の率直な感想です。

 盛岡市の対応の妥当性が問われる事態です。

 この問題は、11月13日の市議会全員協議会で議論が続けられます。

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2009年11月10日 (火)

いのちをつなぐ人のうた、コンサートにゲスト出演でオカリナを演奏

P10007221 11月8日昼過ぎ、防災訓練終了後、向かったのは盛岡市中央公民館。

 盛岡医療生協の組合員のみなさんが取り組んだ、合唱組曲「いのちをつなぐ人のうた」の合唱コンサートのゲスト出演で、オカリナを演奏するためでした。

 この日は、中央公民館の庭は紅葉の見ごろで、見物客でにぎわっていました。
 「いのちをつなぐ人のうた合唱団」は、ここ数ヶ月間練習に練習を重ね、組曲10曲全曲を熱唱。本当に素晴らしい演奏でした。
 
 ゲスト出演は2団体で、私のオカリナのほかは仙台の「D51合唱団」。CDを何枚も出し、日本のうたごえ祭典で連続して優秀賞などの受賞を重ねている名だたる合唱団でした。D51合唱団の数曲も心にしみる、そして力強いハーモニーでした。

 その後の出番だっただけに、「よくも恥ずかしげもなく『ゲスト出演』などという大それたことをことを引き受けてしまったのだろう」と、半分後悔しながらステージに向かったのです。
 総選挙がおわったら少しは練習の時間がとれるだろうなどと思っていたのが大間違いで、満足のいく練習ができなく、合唱団の皆さんの練習の努力から見ればもとても申し訳ないと思いながら、ステージに立たせていただきました。P1000719_2

 曲目は、昨年キャラホールで演奏した「もののけ姫」が好評だったこともあり、同じ宮崎駿のアニメ映画から「君を乗せて」からは始まって、「とうりゃんせ」「津軽のふるさと」「みんなの手のひら」(劇映画「いのちの山河」主題歌)の4曲。最後の「みんなの手のひら」は、盛岡南地区「いのちの山河」観る会のメンバーの合唱入りで、映画の宣伝を兼ねて演奏させていただきました。  
 案の定、何回か指を違えてしまいましたが、演奏終了後温かい拍手をいただくことができほっとしたというところでした。

 打ち上げの席で、D51合唱団の方から「オカリナよかったよ。とおりゃんせは編曲がよかったね」とのお言葉をいただきました。この編曲と伴奏CDは、中北音楽研究所によるもので、とても素敵な編曲、伴奏CDを発表しているところで、すっかり魅せられているところです。

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見前ニュータウン自主防災隊が「防災訓練」

P1000693_2 11月8日、見前ニュータウン自治会・自主防災隊が「防災訓練」を実施しました。
 防災訓練は昨年に続き2回目。今回は、今年取り組んでいる「要援護者」への支援体制の整備を目標にした「防災福祉マップ」作りを県社会福祉協議会の赤い羽根共同募金助成事業として取り組んでいることから、要援護者への避難支援訓練も大きな目的となりました。

 午前9時、震度6強の地震発生という想定の下、自主防災隊の招集、住民への避難勧告の伝達、第一次避難場所(児童公園)への避難、2名の方の要援護者へ避難支援、児童公園から、市指定避難場所(見前小学校)への避難訓練、小学校から戻って勝が公から戻っての心肺蘇生法・AED訓練、おにぎりによる炊き出し、など多彩な訓練に、自治会・自主防災隊役員の統率のとれた参加協力のもと、訓練が非常にスムースにおこなわれました。P1000699_2

今回の炊き出しでは、ガス・電気釜での炊飯のほか、非常用炊飯グッズによる炊飯(ポリ袋に米一合と水を入れ、真空状態にしてゴム輪で封をし、沸騰した状態のお湯の中で20分間入れ、20分間蒸らして出来上がり)も試行的に実施しました。

 庄子も自主防災隊副隊長・総務情報班長として、訓練の企画運営に、他の役員の皆さんとともにたずさわりました。

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盛岡南地区「いのちの山河」観る会結成のつどい 開く

P1000646 11月4日午後、都南公民館第一研修室において盛岡南地区「いのちの山河」を観る会の結成の集いが開かれ、元沢内村健康管理課主幹の照井富太さんが講演しました。
 照井さんは、今年で84歳。故深澤晟雄村長とともに、沢内村の生命尊重行政の第一線で働いた方のお1人で、今回深澤晟雄村長の半生を描いた劇映画「いのちの山河」上映運動の成功を願って快く講演を引き受けて下さいました。
 照井氏は、故深澤村長のことについて、「命に格差があってはならない」との言葉に象徴されるような、いわゆる「生命行政」ということにとどまらない様々な面を紹介。
教育長時代に推奨した、なめこ栽培の普及では、当時村の予算が2000千万円という時代に、1800万円の所得を上げたこと、除雪のためのブルドーザで夏場に開田をし、米生産が昭和32年当時で7,090俵だったものが53年には7万5千俵と10倍化したことなどを紹介しました。このことの逸話として、民謡歌手の松田華宵氏が「東北の民謡をたづねて」という企画で沢内村を訪問した時「沢内3千石昔のことよ、今じゃ3万石まだ取れる」とうたったことを紹介しました。
 照井さんは、深澤晟雄村長が親戚にあたり、役場で少しの間手伝おうという気持ちだったが「人が考えもつかないことを次々に打ち出し、命を守ることと併せて所得を上げ、人々の幸せのために働く深澤さんとためなら命をかけてもいい」と思うようになったと語りました。
 そして、国の法律に背いて国保の老人医療費無料化を行った沢内村が、老人医療費が県平均の半分で済むようになったことや、農業振興などの実績によって、自治大臣表彰を受けたことを紹介。深澤晟雄が「信念とともに深い理論的確信のもとに国にたてつくことができた」と述べ、後期高齢者医療制度の廃止問題など、新しい政権にも「しっかりしろ」とケツをたたきたい。と話しました。
 また、河北新報社の「東北の100年史」の中で、写真入りで紹介された16人の中に深澤晟雄氏が入っていること、東京12チャンネルのテレビ番組「ここにひとあり」で紹介されたこと、「沢内を知らずして保健を語るな」ということで国内外から研修に訪れるようになったことなども紹介しました。

 照井さんは、参加者から改めて映画「いのちの山河」の感想を聞かれて「それを聞かれると困る。涙ポロポロだ」と声を詰まらせ、「ぜひ多くの人に観てもらいたい」と結びました。

「観る会」の結成総会では、代表に長澤壽一氏(JA岩手県5連会長)、副代表に遠藤寿美子氏(盛岡医療生協副理事長)、事務局を選出し、来年1月23日にキャラホールで開催する上映会(2回上映)を多くの市民に鑑賞していただくため、取り組むことを確認しました。

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2009年10月23日 (金)

実り多かった「ヒアリング」・・・・党市議団の予算要望に対する措置状況について各部から聞き取り

Pa210524  10月21日と22日、共産党盛岡市議団は盛岡市の各部から「09年度予算要望に対する措置状況」のヒアリングを行いました。
 毎年行っている党市議団の「予算要望」に対しては、文書で回答をいただいていますが、回答時期が予算確定前のため、回答の多くが「方向性」についての基本的な考え方を示すものとなっています。

 このことから、予算成立後の一定の時期に、実際どのように措置されているか、聞き取りを行ってきました。ここ数年は、8月に実施していましたが、今年は総選挙もあってこの時期になりました。
 21日午後から始まって、各部45分間、要望項目が少なかった市立病院・水道部を除く合計13部からヒアリングをこないました。
 今回のヒアリングでは、一部9月議会の報告でも紹介した「市税の減免規則の改定」をはじめ、少なくない項目で党市議団の提案が実施に移されていることが明らかになりました。
(項目等の詳細は共産党市議団のホームページで紹介する予定です)

 党市議団は、この結果を踏まえ、また、市民のみなさんからの要望事項等を踏まえ、2010年度の予算要望を行うことにしています。

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2009年9月30日 (水)

9月議会報告⑦~ 未設置市営住宅に浴槽・給湯機設置へ

 9月議会の補正予算の中に、浴槽が設置されていない市営住宅のうち、1棟24戸に対して、浴槽と給湯機を設置するための補正予算が計上されました。
 浴槽未設置の市営住宅に対する設置について日本共産党盛岡市議団は繰り返し予算要望をしてきました。
 さらに、昨年来の経済危機のもとで失業した方々への市営住宅貸与の方針が打ち出された中でも、浴槽がないことがネックになって利用者がなく、早急な設置を求めていました。今回の補正予算化は、こうした日本共産党市議団の取り組みが反映したものです。
 今回、青山2丁目市営住宅5号館の浴室をユニットバス式に改修し、合わせて市が浴槽と給湯機を設置するものです。

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2009年9月25日 (金)

住宅手当緊急特別措置事業に、4,041万8千円 9月議会で補正予算

 9月議会に提出された盛岡市の補正予算に「住宅手当緊急特別支援事業費」として4,041万8千円が計上されました。
 この事業は、「離職者であって就労能力及び就労意欲のある者のうち、住宅を喪失している者又は喪失するおそれのある者に対して、住宅手当を支給することにより、住宅及び就労機会の確保に向けた支援」を行うことを目的としたものです。
対象は、●2年以内に離職した者 ●離職前に自らの労働により賃金を得て主として生計を維持していた者 ●住宅を喪失しているも者または喪失する恐れのある者 ●収入のない者。ただし臨時的な収入やその他の一時的な収入がある場合は、単身世帯で月額8万4千円以下 複数世帯で月額17万2千円以下 ●生計を一にする同居の親族の預貯金が、単身世帯で50万円以下 福数世帯で100万円以下 ・・・などとなっています。
支給額は、単身で3万1千円以下、複数世帯で4万円以下となっています。
住宅手当には、生活保護の住宅扶助制度がありますが、預貯金などがあれば生活保護基準に該当ません。今回の事業は、生活保護の基準に該当しない方にも、住宅手当を支給する事業となり、事業開始は10月1日の予定。申請窓口は市保健福祉部生活保護課となります。

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市税の減免規定の改善の効果鮮明に~日本共産党市議団の提案が実る

 盛岡市は、今年の6月1日付で「市税の減免規則」を一部改正しました。その中で減免基準に「前年比で所得が減少」した場合が加わりました。
 この基準(所得減少)を適用しての今年度の減免実績が、8月末までで「35件、210万6,700万円」となりました。合わせて、他の理由(生活保護)も昨年度の同時期と比較して9件増の38件(金額163万4,100円)となりました。
 減免基準の改正の効果が表れた結果となっていますが、市の対応としては、さらに市民への周知に努め、必要な方に対してもれなく減免が実施されるよう対応することが求められています。

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2009年9月24日 (木)

平川食品 過料支払に40年もかかるのか?・・・9月議会決算審議より

 9月議会で平成20年度の決算審議が行われています。18日に開催された総務常任委員会で庄子は、先に発覚した平川食品の下水道料金の不正に対する、「過料」の未収金が9,158万円にもなっていることにつて市の対応をただしました。
 市が、(株)平川食品に対して課した過料は9,398万4,034円。平成20年度中に納められたのは、そのうち240万円にとどまったのです。庄子は「この額では終わるまで、何年かかるのか」「あるとき払いで催促なしではないか」と対応をただしました。
 丸山下水道部長は「納入された額はでは約40年かかる計算となる」「『一括払いができない』と口頭で申し出があった。決算書などの資料を提出させ、まず会社の継続をしていただくことが必要だ、と『喚価の猶予』を行っている」「猶予期間は1年だ」などと答えました。
市の対応は、市民の税金などの滞納整理と比べても甘いと批判されても仕方がないと言わざるを得ないものです。

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津軽のふるさと

P1000208  久々に、オカリナに挑戦しました。
 前にアップしたのが、「初恋」「早春賦」でした。総選挙もはさんで季節は進み、リンゴの季節となりました。
 9月の連休中、りんご畑の見事な姿を見る機会がありました。

 この景色を見ての選曲です。

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9月議会報告 ③ 官製ワーキングプアを作るな~契約制度の改善を

9月議会で庄子は、市の契約制度において、官製ワーキングプアを作るなという立場から質問しました。
 庄子は、過度の競争による低価格入札による業者の経営への圧迫と雇用条件の悪化を防止する立場から、業務委託契約に対しても最低制限価格制度の導入を求め、今年の廃棄物収集業務委託契約で適用されました。しかし、その契約内容を詳しく見ると、最低制限価格の設定だけでは不十分ではないかということが明らかになりました。

契約金額の差200万円以上、しかし労務費はほとんど同じ
総合評価方式の導入を

庄子は、契約価格は、最低制限価格の導入によって200万円以上上がりましたが、落札業者と、最低価格を下回った業者との間では、入札金額において200万円以上の開きがあったものの、労務費の見積もりであまり大きな差がなかったのではないか、と質問。「入札の際に内訳書きを提出させているが、その精査は行われたのか」「総合評価方式の導入に取り組むべきだ」と指摘し、質問しました。
工藤環境部長は、「指摘の通り労務費では差がなかった」「内訳書の項目については、雇用環境等の確認を行うため今後検討する」と答えました。

 市の積算価格が「年収200万円」程度でいいのか

  庄子は、市が予定価格を決める際の「労務費の基準」について質問。環境部長が「今回の委託契約で、入札者の労務費は市の算定基準と差がない」と答えたことについて、「一人当たり、年間200万円になるかならないかの額を基準にしての契約では、最初からワーキングプアを作ることを前提にして委託契約の相手先を探す、ということではないか。」と質しました。
工藤部長は、「市の設計額を積算する場合には、土木積算基準の単価をもとに設計している」と答弁。
庄子は、何かの根拠に基づいて積算したということですが、それが、一人当たり年収200万円前後だ。そこに、民間委託で経費節減の本質がある。ワーキングプアを拡散するような役割を果たしている。これはぜひ見なおすべきだ。と指摘しました。

「2省協定」の8割以上確保をうたった日野市の事例を参考に!

庄子は、日野市の「総合評価方式」で、工事請負契約において、市独自の評価項目として「格差是正」を掲げ、評点に労働者の賃金が「2省協定」の8割を超えるか否かで評点をつけている事例も紹介したことについてどう検討しているか、と質問。

岩舘財政部長は、盛岡市では今年度、技術提案・評価項目の「地域精通度」の中に、新たに「離職者の雇用実績」を加え、雇用面での社会貢献度を考慮したところでありますが、労働条件の改善等に向け、必要に応じ見直しを行ってまいりたい」と答えました。

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2009年9月13日 (日)

見前地区公民館に新しい陶芸用電気窯 

P1000149  「新しい陶芸窯が入りました。これで、サークル活動が続けられます」と、11日の夜電話が入りました。

 見前地区公民館の新しい陶芸用窯が9月9日、完成し、利用団体の皆さんに説明会が行われたとのこと。12日、議会終了後早速見学してきました。

 見前地区公民館の陶芸用電気窯は昨年度末までで修理不可能の状態になってしまいましたが、公民館としても、更新したくても予算の裏づけがなく、その見通しが立たない状態でした。

 5月に利用者の方から相談を受けた庄子が、教育委員会や、市の財政部などに要請するP1000153 とともに、6月議会で早急な更新を求め、「8月上旬までには更新したい」との答弁を得ていました。機種選定などで、約一ヶ月おくれたものの、利用者の皆さんには待望の完成です。
 
 新しい窯を利用しての創作活動がますます盛んになることが期待されます。
 

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2009年9月11日 (金)

新規高卒予定者の雇用確保に力を・・市も雇用の受け皿に!消防職員採用増やせ~9月議会報告②

 9月議会の一般質問では、市長の政治姿勢に関連して雇用問題を取り上げました。深刻な問題の一つが、来春高校卒業予定の就職問題です。岩手労働局の調べでは、新規高卒予定者の求職者に対する求人の状況は、7月末現在、前年比でマイナス46.4%となっています。特に県内希望者は2648人に対して931人と前年比でマイナス50.9%減、県内求人倍率は0.35 盛岡管内では県内希望者に対する県内求人倍率は0.28 という状況です。
 庄子は、「高校卒業とともに失業者とならない対策を」と訴え、対策の強化を求めるとともに、市自身が雇用の受け皿になることも必要だと訴え、国の基準から見て200人も不足している消防職員の募集枠の拡大を求めました。

 佐藤商工観光部長は、①中小企業の経営安定を図るセーフティネット保証制度により雇用の確保を図る ②企業訪問等における新規高卒者の雇用確保要請や就職面接会の開催、③3月に卒業し就職が決まらなかった高校3年生を市の臨時補助員として任用する新規高卒者就職支援事業を実施することとしている、などと答えました。

 小野寺消防防災監は、国が示す「消防力の整備指針」との比較で、200人が不足していることを認め、「できるだけ指針に近づけるように努力する」「定員の増加については実情を踏まえまして、少しづつではありますが増やす方向で考えていきたい」と答えました。

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2009年9月 9日 (水)

新しい学校給食法の精神で、市の合理化計画・民間委託計画見直しを!~9月議会報告①

Img_74992 9月9日、開会中の盛岡市議会(9月2日召集、30日まで)で一般質問に立ち、盛岡市が進める、学校給食の民間委託計画について質しました。

 新しい学校給食法~「食育の推進」を歌い、これまでの合理化推進の見直しも打ち出す

 今年4月1日に改正施行された新しい学校給食法は、その目的に「食育の推進」が加わり、学校給食を活用した食に関する指導、学校が所在する地域の産物を学校給食に活用することなどが明記されています。この背景には2006年に制定された「食育基本法」があり、子供たちの食の乱れの問題を家庭の問題として放置できなくなったことから学校において食に関する指導・食育の推進が求められるようになってきたことにあります。
 この立場から、従来文部科学省が推進してきた、学校給食の「合理化」~経費節減のための、センタ―化、民間委託の推進など~方針との矛盾が出てきており、「食育推進基本計画」では「単独調理場方式による教育上の効果等についての周知・普及を図る」と打ち出しました。

新法の精神に立つのか、従来の「経費節減」優先・合理化の立場に立つのか

 庄子は、盛岡市教委が、今後の学校給食の在り方について、新しい法の立場に立ってものを考えるのか、それとも、従来の「経費節減」優先で合理化の立場に立つのかが問われていると市の見解をただしました。
 八巻教育長は「現在盛岡市学校給食検討会で、今後の在り方について意見をうかがっている。改正された学校給食法の理念と市の財政状況を勘案しながら、適切に実施してまいりたい」などと答えました。
 しかし、学校給食検討会に対する市教育委員会の問題提起は、新法の条文は示したものの、そこからくる検討課題はほとんどなく、「学校給食をどう合理化するか」への誘導となっているのです。都南給食センターの調理業務の民間委託計画についての検討についても、合理化方針を一方的に示したうえでの意見徴収であり、白紙に戻して検討し直すよう求めました。

これまでの学校給食職員の培ってきたノウハウ以上のものがあるか

 庄子は、この間の盛岡市の学校給食は、自校方式の旧市内の小学校給食の内容実践は、全国的にも優れたものであり、新法の精神を先取りしたようなものだ。都南給食センターも、その条件の中で職員が工夫を重ね努力してきた。その到達を、どう評価しているか、と質問。「民間のノウハウを生かすというが、職員が培ってきた以上の、どのようなノウハウを期待しているか」と質しました。
 八巻教育長は、「給食職員の努力は評価している。感謝しているが、予算のことも考えていい方法を検討していただいている」と答えました。

 庄子は、「結局、どう経費を削減するか、が優先されている。それでいいのか」。ぜひ再検討すべきだと指摘しました。
 

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