市立病院経営改善に努力の成果見られる~3月議会で総括質疑②
3月10日の市議会本会議総括質疑では、盛岡市立病院の経営改善の取組状況について取り上げました。
概要を紹介します。
(庄子春治)代表質問で鈴木礼子議員の、病院経営改善計画にもとづく取り組みについての質問に、「ここに来て取り組みの成果が上がってきている」という趣旨の答弁があったように記憶している。
私も、他の医療機関の方からも、「市立病院は事業管理者が亜が就任してずいぶん変わったようだ」という評価を耳にした。そこで、どのような変化があったのか。具体的な中身についてお知らせいただきたい。
(安田市立病院事務局長)まず、加藤病院事業管理者が就任されて4月早々に、医大の関係医局にたびたび訪問していただき、これからやろうとしている「亜急性期」の患者の受け入れシステムを協議調整してき、7月から受け入れている。
さらに、管理者の発案で、病身連携を強化するため、11月から1月にかけて、市内および均衡の消化器科、内科の診療所52ヵ所を管理者と外科長が連れ立って訪問し、病院としての方針を伝え協力をお願いしてきた。結果として亜急性期患者の受入数で10月までは一番多い月で6人ほどだったが、11月から9人、12月が14人、1月、2月がそれぞれ25人と着実に増加してきている。病院としても亜急性期患者受け入れのため機能面での整備として、最大90日間の入院が可能となる亜急性期病床の届出をしている。一月12床の届出をし、2月に6床の増床の届出をし、現在18床を動かしている。
上半期は医師の減員や、ベテランと若い医師との交代などがあり、医業収益は各月の計画80パーセント程度であったが、管理者の意向が職員に浸透するに従って、下半期に入って医業収益は徐々に向上しつつあり、ほほ90パーセント台となっている。病床利用率も、実質ベースで、1月が77㌫、2月が85%と成果が上がりつつある。今月も先週末で80㌫を越える病床利用率を維持している現状だ。
(庄子)大変なご努力をし、前に向かって動き始めている。病床利用率85%には大変な努力がなされているが、知れでもなお医業収益を上げるということについては大変な苦労があるのではないか。85%の利用率は当面の目標であったと思うが、これで医業収益の目標達成にはいたっていないのではないか、と思われる。この努力をさらに経営改善に進めていく上での市立病院の課題は何か。
(安田事務局長)まず、第一に、現在現場にいる医師、看護士が働き甲斐を感じながら高いモチベーションを維持して業務に従事する環境整備が必要だ。さらに、なんといっても、一番大事なこと、重い部分だが、当院のもつ医療機能に見合う医師の確保が大きな課題としてあると認識している。
(庄子)医師確保についての市長の考え、決意を伺いたい。
(市長)医師確保については、盛岡市のみならず県全体、全国的に取り上げられている。岩手医科大学で定員枠の拡大、国保連を窓口に市町村の協力をしながら、奨学制度の拡大を図るなど、医師確保についてとり進めさせていただいている。
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