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2009年1月27日 (火)

新方式の介護認定で27%が現行より経度に~第4期介護保険計画策定状況についてヒアリング

1月23日、日本共産党盛岡市議会議員団は盛岡市の第4期介護保険計画の策定状況について市介護高齢福祉課から説明を受け、調査しました。
 党市議団からは、庄子のほか、高橋和夫、神部伸也、鈴木努の各市議が参加しました。

新しい介護認定方式で27.1%が「現行より経度」に
  政府は、今年の4月からの「第4期介護保険計画」で新しい要介護認定方式を実施するとしています。新方式では、判定に必要な調査項目を大幅に減らし(現行の82項目から14項目を減らし、新たに6項目加える。項目数では8項目減る)、より生活実態に合った判定が困難になることが指摘されていました。
 厚生労働省が昨年モデル事業を行い、現行方式と新方式で判定がどう変わるか調査し、盛岡市ではこの調査で40事例をモデル調査しました。
 その結果、第一次判定、第二次判定とも、「一致」が65%、「現行より重度」が7.5%「現行より経度」が27.7%となったということです。

 全国平均では、「一致」が第一次で57.6%、第二次で63.2%、「重度」が第一次で22.6%、第二次で16.7%、「経度」が第一次で19.8%、第二次で20.1%(以上盛岡市からの資料による)となっており、盛岡の結果は、全国よりも「現行より経度」となる比率が上回り、「現行より重度」が大幅に下回っています。

 より経度になれば、これまでの介護サービスの利用に制限が持ち込まれることになります。サービス抑制につながる問題点が明らかになりました。

介護保険料~「月額800円の引き上げ」見込み?
 
介護保険料については、盛岡市の現在の試算で「月額800円程度の引き上げが見込まれる」としています。2008年度の介護保険認定者数 10,238人(101日現在)が2011年度には11,385人へと伸びる見込みで、これまでの介護給付費の伸びなどを参考にしての結果ということです。
 私のところに来た相談に『年金約6万円から、介護保険料1万3千8百円も引かれた』という方がいました。この方は前年が所得区分で第3段階(世帯全員が非課税)であったのが、家族に課税者が出たために第4段階となり、前半部分が前年の引き去り額だったため、後半部分に調整が入り高額となったものでした。しかし、この方でも年間に平均化して計算した場合、「6万円の年金から、約8,900円の天引き」となり、重すぎる保険料となるものです。

新しい保険料設定の考え方~根本は国の財政負担引き上げが必要
 新第4期介護保険料の設定にあたって国は「従前通りの6段階を標準とし、保険者の判断により、①「第5段」のうち、保険者が定める一定の所得金額未満について保険料の乗率(現行では、基準額の1.25倍)を引き下げる ②「第4段階」のうち、年金収入と合計所得金額の合計額が80万円以下の場合(本人の所得が第2段階と同じ)保険料の乗率を引き下げる ことができる、としています。しかし、その軽減分は ③第1号被保険者全体の保険料負担により賄う、としているために、他の被保険者の保険料の負担増につながりかねないものです。
 盛岡市では、このことについては、慎重に検討するとしています。国の財政負担引き上げなしに、改善は図れないものです。

特養(ミニ特養含む)155床、グループホーム108床~待機者解消にはほど遠く
  施設計画では、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)が2施設 120床、介護老人福祉施設入所生活介護施設(29床以下の『ミニ特養』)が2施設 33床、認知症対応型共同生活介護施設(グループホーム) 12ユニット 108床が計画されています。その他、混合型特定施設入所者生活介護施設(軽費老人ホームなどで介護保険サービスを活用できるようにする)に6施設 120床がを計画。
 20083月末現在の「入所待機者」は、合わせて1,407人(内訳は、在宅待機者390人、介護老人福祉施設に入所中76人、介護老人保健施設に入所中372人、介護療養型医療施設に入所中68人、その他の施設に入所中113人、病院に入所中388人)となっており、待機者解消にはなお遠い計画になっています。

3%の介護報酬アップ」で介護職員の待遇改善は図られるか?
  国は、「追加経済対策」ということで「介護報酬の3%アップ」「保険料の上昇抑制のための国費投入」を打ち出しました。
 しかし、報酬アップは「すべての介護従事者の給与が一律に上がるわけではない」とし、①負担の大きな業務 ②従事者の専門性 ③人件費の地域間格差 などに着目しての「メリハリ」がつけられるということです。盛岡市内の各事業所に対してどのような影響と効果が出るかが問題ですが、この点について市の担当者は「現在、国が示した指標などから猛勉強中」だということです。
 国の経済対策も、報酬アップ分の財源についてはその半分しか国は持たず、保険料に残りは跳ね返るものです。
 果たして、盛岡の介護従事者の待遇改善につながるのか、保険料や利用料への跳ね返りるについても懸念されるところです。

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