「障害者自立支援法訴訟の勝利をめざす岩手の会」結成総会
3月29日午後、盛岡市総合福祉センターで開かれた「障害者自立支援法訴訟の勝利をめざす岩手の会」の結成総会に参加しました。
昨年10月に全国8地域で30人が「第一次原告」として提訴。それに続いて「第二次原告」として、岩手からも2人が原告となって4月1日に提訴する予定です。(そのうち一人は訴訟手続き上後になる予定)
結成総会では最初に、記念講演として日本障害者協議会・きょうされん常務理事の藤井克徳さんが「みんなちがって、みんないい~障害者自立支援法の問題点と訴訟運動が問いかけるもの」と題して講演をしました。 (写真~クリックすると大きくなります)
藤井さんは、最初に障害という概念を単に本人の問題にとどまらない、その人を取り巻く環境との相互作用の中でとらえることだと述べ、障害を持って生まれても、「この国に、この岩手に生まれてよかったのかどうか」が問われていると話しました。
また、「ノーマライゼーション」という概念が既にヨーロッパで50年前に生まれ、8つの原理として確立されていると、「一日の暮らし」から「一生のくらし」まで普通であり、「選ぶ権利」「男女の関係の尊重」「経済基盤」「住むところ」などでもふつうである、という内容を解説。障害者自立支援法はそれと反対のもので、「少しづつ近づいてきたヨーロッパとの差がまた開いた」と述べました。
藤井氏は、障害者自立支援法成立の経過をふりかえって紹介し、この制度が福祉の立場ではなく「財政政策」の立場で作られたと指摘。障害を持っているゆえに生きていくためのサービスを「益」と位置付け、「応益負担」という利用料を取る、というこの制度は、障害を持っているが故にとられる税金~「障害者税」だと指摘。
全国で第3次提訴まで準備が進んでいるこの裁判闘争が、小泉内閣以来進められてきた社会保障全体の改悪に対しての反転の闘いのトップバッターの役割を果たすことになる、とこの闘いの意味を述べ、「怒るときは怒り、未来の子供たちに、このようなものを残さないため決着をつけよう」と訴えました。
会の結成総会では、準備会から経過報告や、原告予定の2人から、原告に加わる思いがのべられ申し合わせ事項、役員、活動計画などが提案され承認されました。
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