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2009年11月11日 (水)

岩山漆芸美術館「閉館」(冬期休館)へ~鳴り物入りで再開館から4か月で行き詰まり

 11月10日に開催された市議会全員協議会で、岩山漆芸美術館の「閉館」問題が市から報告されました。
 この問題は、11月8日の新聞(盛岡タイムス、岩手日報 他)で今月いっぱいで同館が閉館となることが報じられました。岩手日報は「赤字続き今月末閉館」と報じ、盛岡タイムスは「11月末で閉鎖 再開からわずか4カ月」と報じたのです。

 岩山漆芸美術館は、漆芸作家の全龍福(チョン・ヨンボク)氏が2004年5月盛岡市所有の「旧橋本美術館」を無償で利用してオープンしましたが、昨年(2008年)11月で閉鎖していました。
 ところが、今年になって「8月に再開館する」との方針が打ち出されました。その内容としては ①韓国の著名俳優であるペ・ヨンジュン氏が名誉館長に就任する ②ぺ氏の事務所が出資して、館の運営会社(オリエンタルトレジャー社)を設立して運営に当たる ③市との間で賃貸契約を結び、年間約600万円の家賃を支払うというもの。

 盛岡市は、その計画にすぐにのり「予算流用」の形で、電気設備と消防設備の改修工事を1080万円で実施しました。このことは市議会で「予算議決主義」に違反するとの指摘があり厳しい議論が行われました。その祭の市の説明は「これまでは無償でお貸していたが今度は賃貸契約を結ぶので、大家の責任で工事する」「あくまでも市建物を修繕するもので、予算の流用は問題ない」などと答えていました。
11月8日の新聞各紙の報道にあわてたのか、昨日(11月9日)、市の担当課長(管材課長、ブランド推進課長)が訪問して全館長と会談した際、11月8日の新聞報道は「誤報だ」、あくまでも冬期間の休業で、来年4月1日には開館する」などと答え、テレビなどでも大きく報じられました。
 
 10日の市議会全に協議会では、市からその会談のなかで全氏から聞いた内容について説明があり、「閉館ではなく『冬期間の休業』とする説明をそのまま議会にいました。
しかし、今回明らかにあった客観的な事実は、①ぺ氏の事務所から、オリエンタルトレジャー社への出資は中止されたこと ②したがってオリエンタルトレジャー社は解散すること ③運営会社解散後の受け皿としてはNPO団体などで運営できないか模索したいとしていること ④契約で結んだ賃貸料金は、8月分から未納になっていること ⑤ふるさと雇用創出事業で雇用する予定の2人分の人件費に相当する320万円の補助金は前払いされ、雇用されなかったにもかかわらず返還されていないこと。⑥賃貸料や補助金の返還分については11月中に支払い計画を明らかにすることになっている、ことなどです。

 これでは、「冬期間の休業だ」という説明は全くつきません。4月1日にオープンする主体が不明確であり、再開館する何の保証もないのです。しいて言うならば「運営主体を探し、再オープンという希望を持ちつつ、閉館する」ということでしょう。

 「11月閉館」は誤報どころか、事の本質を伝える記事と言わなければなりません。

 ぺ氏の事務所からの出資中止の理由が「新聞報道などに接し、反対のある事業には出資できない」とされているという説明に至っては、それを市が真に受けているとすれば、「あいた口がふさがらない」というのが率直な感想です。ぺ氏の事務所は「ビジネスとして成り立つかどうか」を慎重に判断した結果だと見るのが普通で、そもそも計画自体のずさんさが指摘されなければならないことではなかったかというのが私の率直な感想です。

 盛岡市の対応の妥当性が問われる事態です。

 この問題は、11月13日の市議会全員協議会で議論が続けられます。

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