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2010年8月 4日 (水)

「自立支援」・・それは人間の尊厳を守ること~釧路市の「生活保護自立支援プログラム」を学んで

P10002372  8月4日から、日本共産党盛岡市議会議員団の会派視察に出かけました。初日の4日は、釧路市の「生活保護自立支援プログラム」についてです。 (写真は釧路市役所の前で・・・クリックすると大きくなります)

 率直に言って、驚きと感動のお話しでした。精神に病があった60歳代の男性が、この支援プログラムの中で、「職を得て生活保護を廃止した」という話には、思わず涙腺が熱くなるのを禁じ得ませんでした。
 この方は、長年姉の介護で人とのふれあいもなく精神に病を持つようになった方ということです。この方が、自立支援プログラムの中の中学3年生の学習支援プログラム(「スクラム」・・・主に生活保護世帯の中学3年生を対象に高校進学のための学習支援を行う事業で、夏休み・冬休み期間の集中学習支援で、市からNPOに対して委託して実施している事業)にチューターとして学習支援のボランティアに参加したとのことでした。
 その方が言っていました。「茶髪、ピアスで最初は度肝を抜かされた。しかし、3日目には『ごくごく普通の子供たち』ということがわかった。」「子供たちにもっとよくわかるように教えたいと考えるようになり、生きがいというものを実感した」「子どもたちから『わかった」と言われ『ヤッタ!』という快感を覚えた」「もしここに来なければ、自堕落な生活になっていた」という、ご本人のインタビューでした。そしてこの方は、この「スクラム」を主宰するNPOの職員に採用されたということでした。

 同時に、ここに通ってくる子供たちの声も感動でした。「ここが楽しい」「触れ合う人が多くなった」「親に楽しさを話すようになった。大人と話すようになった」「チューターになり、後輩に教えるために自分の復習ができた」ということです。
 ここにあるのは「自立支援」というとき、どうしても「経済的自立」を追い求めがちだが、そうではない。ともすれば、様々な困難から孤立し、自信をうしないがちな方々に対して「人とのふれあい」「ボランティアなどを通じて他の人に感謝され喜ばれるという体験を通じて、人間本来の尊厳を取り戻す取り組み」だということに思わず言葉を失うような思いをしたのです。
 約90分の研修でしたが、これまでに経験したことのないものでした。
 釧路市のプログラムについては、改めて、詳しくレポートします。

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