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2010年10月15日 (金)

「桜山参道地区将来像」案は白紙撤回を・・説明討論会で市の計画に反対意見が相次ぐ

 10月13日、盛岡市都市整備部がこのたび明らかにした「桜山神社参道地区の将来像」F10101891 (案)に関する緊急説明討論集会が開催され、傍聴しました。
 内丸第2町内会(川村雄将会長)と東大通商業振興会(颯田淳会長)が主催し、地域の商店主、住民、市民など120人が参加。市側からは新沼都市整備部長、今野公園みどり課長、担当職員が説明にあたりました。
 市側の説明に対して、参加者からは、「市と一体で市街地活性化に取り組んできたのに、立ち退きを迫るというのは市に裏切られた」など厳しい反発の声が相次ぎました。

多くの商店に立ち退きを迫ることになる「将来像(案)

 桜山神社参道地区は、盛岡城の城郭内にあり昭和12年に国の史跡指定を受けてた地域ですが、第二次大戦後、海外からの引揚てきた方々がバラック店舗などで商売を始めたことが商店街のスタートとなりました。その後曲折を経ながらも63年の歴史を刻み、子から孫へと3代にわたるお店や、最近では新しい出店者が相次ぐなど、100店舗を数える盛岡でも特徴のある、魅力あふれる商店街の一つとなっています。

 
Seibian1  今回の市の「将来像」案では、この地域に史跡の所以である盛岡城内の復元をイメージした街づくり計画だとして、周りに「土塁」(をイメージする)を復元し、「勘定所」風の建物を建て、「綱御門」を建てるなどの案となっており、多くの商店の立ち退きを求めるものとなっています。 (写真・・クリックすると大きくなります)

 この案を「パブリックコメント」を経て来年3月には策定、来年度には基本構想、2012年度には実施設計に入りたいとの計画です。

 この案について市は、●「史跡であり、昭和34年には商店街市街地整備の際に『公園整備事業実施時期には協力する』との約束があった」こと ●お城を中心とした街づくり計画に取り組んでおり、歴史文化施設と連動した「機能強化」「魅力アップ」を図りたい
●この案は「たたき台」であり、皆さんの意見を聞いて決める ●建物も老朽化しており、耐震基準上も問題がるなかで、今後の整備方向を明らかにすることが必要だ・・・などを根拠として説明しました。

「63年の歴史は歴史ではないのか」「全国にも珍しい現状こそ価値ではないか」

 市の説明に対して、参加者からは、市の案に対して沢山の厳しい、そして反対の意見が出されました。「江戸時代の歴史をいうが、63年の歴史は歴史ではないのか」「桜山の価値は盛岡だけのものではない。全国から『あの桜山商店街がなくなるのか』と心配する声が寄せられている」「城跡の中にある商店街は全国にも珍しい。そのことの魅力をどう見ているのか」「観光客は商店街の路地裏まで写真を撮っていく」などの意見とともに「1年半前に静岡から盛岡に来て店を始めた。『盛岡なら、桜山だ』との思いで来た」など、桜山商店街への思いが語られました。
 
 また、市の計画内容や、進め方についても、「土塁は30年代まであった。それを取り壊したのは市ではなかったか。立ち退かせてそれをまた復元するのか」「勘定所に『観光案内』や『土産・食堂』などということだが、なぜ新しいものが必要か」という意見のほか、勘定奉行の子孫という方からは「勘定所の、南部班での位置付けについて歴史的な検証をしての計画か」という問題提起もありました。
 市が10月になって発表した市民アンケート結果についても意図的な発表ではないか、という声も出されました。

 
住民参加で地元の意見を反映させ「ゼロベースで検討しなおすべきだ」

 住民の皆さんからの意見質問が出されたあと、庄子も説明・討論会に参加しての感想を次のようにのべました。

 「今までの皆さんのご意見をうかがって、ゼロベースに戻して検討を再度やるべきだと思いました。
 第一に、先ほど部長が、『議論して、理解いただく部分は理解いただく』とおっしゃった。つまり、『議論はするが、市の計画は理解してもらう』という発言です。『たたき台だ』といっても、一定の成案が示されるとそれが独り歩きしてそこにすすむという懸念はどうしても免れない、ということになります。
 第二に、市は「勘定所」などの整備について、『機能強化、魅力アップ』だと説明しましたが、それは誰が判断するのでしょうか。何を基準に判断するのでしょうか。それは、市の側が考える魅力アップであって、現在商店街がもっている魅力との関係から判断すると、これも一方的な感がします。
 第三に、『遠い将来のこと』だとおっしゃるのですが、その割には、ただちにパブリックコメントをやって、来年にはこの計画を策定してしまうということになると、これは拙速に過ぎるのではないか、と思います。
 第四に、保存管理計画策定委員会の構成については現在つまびらかではありませんが、先ほどらい部長が強調している『史跡なんだ』『史跡なんだ』・・・ということを優先する考え方であり、地元の声が反映されていないような策定委員会になってはならないと思います。やはり歴史のある街を変える、将来構想を策定する、というのであるならば(白紙に戻して)地元の意見が十分反映されるまちづくり計画にするべきだ、と思います。」

「乗客のない列車を走らせるようだ」「立ち退き・取り壊し前提の計画には乗れない」

 集会の最後に、川村町内会長は、「乗客ののらない列車を走らせようとしている」と市の計画を批判し、商業振興会の颯田会長は、「立ち退きを前提とした計画の話し合いには応じられない。この地区を『公園』から『商業地区』にこそ変えてほしい」と述べました。

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