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2013年2月 6日 (水)

ふつふつとわいてきた怒り・・・「体育館で授業」の浅岸小学校を訪ねて

 今日(2月6日)、盛岡市立浅岸小学校を鈴木礼子市議(幹事長)と訪問してきた。帰ってきて撮ってきた写真を整理しているうちに、ふつふつと怒りのようなものがわいてきた。 

 浅岸小学校では昨年6月から体育館に「間仕切り教室」を作り、そこで授業をしている。P10002501
 一昨日(4日)の岩手日報の記事でそれを知って、急きょ訪問したのだ。

 岩手日報の記事には、「耐震強度不足 校舎使えず 冬もここで 体育館授業」とある。一昨年度の第2次耐震診断の結果、耐震強度不足で校舎が使えなくなり、全児童5人が体育館をべニア板で間仕切りをした「教室」で授業を受けており、10年に一度といわれる盛岡の厳しい寒さの中で、あの手この手の防寒対策と、その中でけなげに学んでいる子供たちの様子を伝えている。

 午後2時前に学校に到着し、校長の佐々木則子先生からお話を伺った。

 浅岸小学校は現在児童数5人。126年の歴史のある学校だが市教委の学校適正配置計画の中で閉校案が示され、地域住民も苦渋の選択でこれを了承し2014年3月をもって閉校することになった。そんな矢先に今度は昭和42年建築の木造校舎が、耐震診断の結果使えない、となったのだ。昨年4月に赴任した佐々木則子校長も少なからず驚いたという。お話からは児童も、父母も地域の方々もその対応に苦慮した様子がうかがえた。

 市教委からは、山岸小学校の一角に「浅岸小学校」の看板を掲げて校舎にしてはどうか・・という案も示されたというが、子供たちが「自分たちの学校で学びたい」、父母や地域の方も「子供たちが学んでいるなかで閉校を迎えたい」・・という強い思いで学校に残ることとし、昨年6月から体育館(昭和63年度に新しい耐震基準で建築)での授業を選択したということだ。

 佐々木校長先生は、体育館で授業を行うということを選択するにあたって、夏には暑さ対策で網戸をつけてもらったことや、乗り切れるかどうか心配されていた冬、べニアで間仕切りをした「教室」の上部をビニールで覆い、当初ブルーヒーターだけだったストーブに加え、3学期から煙突式のヒーターも設置し、定期的な換気の必要がなくなったことなど「教育委員会の配慮」に感謝している旨語ってくれた。

 しかし、体育館内に間仕切りをした「教室」をみて、とても複雑な思いをした。そしてそれは怒りにかわってきた。

 まず、このことを知らなかった自分自身に対してだ。昨年9月議会で行った私の質問に対して教育長は「Is値 0.3未満の(見前小学校の)1校1棟は、同校の 0.3以上 0.7未満の校舎とともに、今年度に耐震化事業に着手する。Iw値 0.7未満の木造3校3棟のうち、下小路中の1棟(体育館)と大田東小の1棟は今年度着手するが、浅岸小学校は、盛岡市小中学校適正配置基本計画の策定状況を勘案しながら、今後の対応を検討する」と答えている。その後どう対応しているのか教育委員会から一切の説明がなかったが、それを見過ごした自分も問題だ。

 
同時に、教育委員会の対応にも大いに問題ありではないかと強く感じた。

 まず第1に、どのような考えでこのような対応になったのか、という疑問だ。閉校を受け入れ、しかも閉校までここで学びたい、という子供たちや地域住民の思いに教育委員会はどうこたえようとしたのだろうか。体育館の間仕切り「教室」しか選択肢はなかったのだろうか、ということだ。

 第2に、体育館の間仕切り「教室」を選択したのならば、その環境を最大限に整えるという配慮に欠けていたといわざるを得ない。

 12月までは「ブルーヒーター」のみで、定期的な換気のために室温が下がって寒かったということだ。3学期から「煙突」式のヒーターが入って換気が必要なくなったというが、なぜ最初から設置しなかったのか。教室の片隅に防寒靴が置いてあった。校長先生によれば「教室」の中の寒さ対策で支給されたという。ブランド品ということだがが、本来の暖房対策をおろそかにして「防寒靴」でことを済ませよう考えたとするなら「本末転倒」と言わざるを得ない。
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 間仕切り対策も問題ではないか。2つの「教室」を仕切るのはべニア板とビニールで、隣の声は筒抜けだ。出入り口はビニールで、机や卓球台で抑えており、出入りするたびにその机や卓球代を動かさなければならず、その押さえが少しでもずれれば冷たい風が入ってくるのだ。
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 その気になればもう少しましな「教室」を作ることができるはずだ。

 
この体育館の間仕切り「教室」は2~3か月間の「応急手当」ではない。「閉校」する来年の春まで、2回の夏と冬を過ごすところではないか。よもや「閉校」を迎える学校に金をそんなにかけられない・・などと考えたのではあるまい。もう少し考えようがあってしかるべきだ。

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