9月議会報告⑤~下請代金未払い問題の解決を!
9月議会の一般質問で、市発注工事の下請代金未払い問題を取り上げ、解決と再発防止を要望しました。
JFEエンジニアリングが元請けのクリーンセンター修繕工事
この事件は、2012年度の市クリーンセンターの修繕工事において、4次下請けに入った愛媛県の業者に対して、工事代金が支払われていない、という訴えが愛媛県の共産党県議から相談があったものです。
この工事は、「盛岡市クリーンセンター焼却設備改修工事(請負金額 140,700千円)」で、工事期間は、平成24年6月14日着工、平成25年3月15日完成の工事で、 JFEエンジニアリング(株)が元請けで、JFEテクノス(株)が一次下請けで行ったものです。未払いは、三次下請けと四次下請け業者との間で発生したものでした。
訴えでは、「元請け(実際は一次下請けの、JFEテクノス)にも訴えたが、『責任はない』と突っぱねられた」ということでした。
元請け責任を果たして
庄子は、「昨年度中の下請け工事代金がいまだに支払われていないとの訴えがあった」「元請けにも訴えたが、責任ないと突っぱねられたといううことだ。市が発注した工事においてまじめに仕事をした業者に代金が支払われないということがあってはならない」「発注者の立場から、元請責任を果たして解決するよう求めたが、その見通しはどうか。再発の防止を」と質問。
元請けが責任をもって解決する
市環境部長は、「市としては直ちに元請業者に対して調査を指示したところ、当該工事に係る3次下請業者から4次下請業者への請負工事代金の未払いがあったことを確認した。元請業者からは、9月25日までに遅延利息を含めた下請代金を責任をもって支払わせる。責任を持って支払い完了までの間,確実に監理・監督を行うとの報告を受けた」と答えました。
その後、この代金の支払いが完了したとの報告がありました。