フォト

駒ケ岳の花々

  • ハクサンチドリ
    2008年7月2日秋田駒ケ岳で出会った花々

野の花

  • Dscf28232
    2013年8月八幡平県民の森付近の道端に咲いていた花です
無料ブログはココログ

« 10月議会での論戦 ① 市民合意のないパークPFI制度導入は見直しを | トップページ

2019年11月 5日 (火)

ふるさと納税で「おせち」? 

 11月5日の新聞に「おせち料理」広告が載りました。
 
 広告には「三段重」の豪華おせちが紹介されていました。気になったのは、その広告の見出しです。「ふるさと納税で”人気の料理おせち”をお取り寄せ」とあります。
Oseti
 調べると、3つの市に「寄付」すると、「返礼品」としていただけるということです。この写真のおせちは、値段が早期割引で1万5800円。5万円以上の寄付の「返礼品」です。
 「ふるさと納税」制度では、寄付した金額から2000円を控除した金額が、翌年の所得税と住民税から、税額で控除されます。5万円の寄付をすると翌年の所得税・住民税あわせて、4万8千円の税額控除があります。つまり、実質2000円の負担で、1万5800円のおせちが手に入る。というしかけです。
 ただし注意が必要です。「税額控除」ですから、例えば納税額が併せて3万円の人が、仮に5万円を寄付しても、税額控除額は3万円。2万円の持ち出しになりますから、お得感はありません。
 そういう方のためには、3万円の寄付で、9,900円のおせちが準備されています。さらに、より高額納税者のためには、7万円、9万円のコースがあるようです。その寄付額に従ってより豪華なおせちがもらえるということです。
 つまり、自分の納税額に合わせて(身の丈にあわせて)選べ、ということです。
 たまたま、おせちの広告が目に入りましたが、他の商品でも「ふるさと納税」の仕掛けは同じ。高額納税者ほどお得感が高く、自治体の税金の奪い合いとなっているのです。
 ちなみに盛岡市の平成30年中のこの制度の決算は・・・平成30年中に盛岡市に入った寄付金総額は7290万円。盛岡市民の寄付金による税額控除で、盛岡市に本来はいるべき市税が2億3324万円すくなくなります。差し引き歳入で1億6034万円のマイナスとなったのです。
 これは市の努力以前の、制度そのものに欠陥があるということです。返礼品を提供するほかに、税額控除までするこの制度は、お金持ちには絶対的に有利な制度となっており、これを改め、本来の、純粋に故郷や被災地など特別の思いで応援したいという制度に立ち戻るべきではないでしょうか。
11月5日の新聞に

« 10月議会での論戦 ① 市民合意のないパークPFI制度導入は見直しを | トップページ

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 10月議会での論戦 ① 市民合意のないパークPFI制度導入は見直しを | トップページ