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カテゴリー「音楽」の記事

2018年1月15日 (月)

久々のクラシック

 1月14日、盛岡市民文化ホール(マリオス)で行われた、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団を迎えての「ニューイヤーコンサート2018」を聴きました。
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 プログラムは、パデレフスキ:序曲変ホ長調、ショパン:ピアノ協奏曲ホ短調、ベートーヴェン:交響曲第7番。
 ショパンのピアノ協奏曲1番、ベートーヴェンの7番というポピュラーで大好きなプログラムに加え、牛田智大という若いピアニストの名前に魅力を感じてチケットを求めました。

さすがワルシャワフィル
 最初のプログラムの、パデルフスキ作曲の序曲は初めて聞く曲でした。パデルフスキはピアニストとして世界に名をはせ、のちにポーランドの首相兼外相もつとめた人とのこと。ポーランドが世界に誇る音楽家の一人で、この曲は彼の死後50年後(1991年)に初めて演奏された曲ということです。ポーランドを代表するオーケストラにふさわしい曲であったと感じました。素敵な曲です。
 ショパンの1番はも、さすがワルシャワ!! ショパンコンクール最終選考会でピアニストと共演しているオーケストラです。もう出だしで鳥肌が立ちました。
 ベートーヴェンの7番も、その熱演に圧倒されました。

若い才能輝く 
 
牛田智大さんの、若々しさとともに、老練??ともいえるよう技巧を駆使してのショパンのソロに引き込まれました。
 アンコールでの演奏は、ショパンの演奏と少し違う印象の、情熱的な演奏でした。曲目は終演後に表示されていて、プーランク:即興曲第15番『エディット・ピアフを讃えて』と知り、なるほど、と思いました。

本当に久しぶり
 さて、前にクラシックコンサートを聴いたはいつだったか、少し考えてみました。
同じ会場の「ニューイヤーコンサート」だったな、井上道義がアンサンブル金沢を指揮した、「オールベートーヴェン」だったのではなかったかなと記憶を紐解きました。
 そして、アンコールに演奏した曲に印象があり、NHKの大河ドラマ「篤姫」のテーマだった、と思い起こして確認したところ、当時の事がこのブログに書かれていました。(2009年1月)
 やはり「オールベートーヴェン」でした。プログラムは、エグモント序曲、ピアノコンチェルト5番、そして、今回と同じ 交響曲7番。奇遇です。私の「7番」好きも確認できたように思います。
 9年前のことです。その後機会がなかったのか、失念したのか。本当に久びさでした。至福の時間でした。

2009年1月19日 (月)

魅力たっぷりのコンサート。アンサンブル金沢の「オールべートーベン」

 1月16日夜、盛岡市民文化ホール(マリオス)で行われた New Year Concert2009に参加しました。プログラムは、「エグモント序曲」「ピアノ協奏曲第5番『皇帝』」「交響曲第7番」、ピアノはアリス紗良・オット、指揮井上道義というもの。
 「オールべートーベンプログラム」に加え、オーケストラの「アンサンブル金沢」に魅かれてチケットを求めていました。エグモント序曲は、高校の時代ブラスバンドに編曲したものをよく演奏し、最も好きな曲の一つでした。『皇帝』も第7番も、最もポピュラーな曲で、楽しみにしていたのです。また、アンサンブル金沢は、いつかNHKのテレビでその活動が紹介された記憶があり、盛岡市と同じ地方都市金沢の持つオーケストラとして関心を持っていたのです。

Dsc059691 充実した、2時間半
 午前、午後の用事を済ませ、期待を胸にマリオスに向かったったのが午後6時少し前。「7時開演」を、「6時半開演」と勘違いしていたため、時間に間に合うかどうかとハラハラしながら会場に着くと、何とオーケストラの音楽が聞こえるではありませんか。7時の開演前、ホールホワイエで、小編成のアンサンブルがレハールやシュトラウスの曲を演奏していました。「プレコンサート」だったのです。クラシックコンサートでは初めての経験で、たくさんの聴衆が、うっとり。そして大きな拍手。その余韻を持ちながら席に着いたのでした。それから終演までの約2時間半は、本当に充実した時間でした。

指揮台がない
 ステージを見ると、オーケストラの席が準備されていましたが指揮台がありません。オーケストラがチューニングを終え、間もなく指揮者の井上道義さんが颯爽と、そして滑り込むように登場。客席に一礼して振り向くが早いか、指揮棒を振りおろしてエグモントが始まったのです。井上氏の指揮は、体全体を使い、情熱のほとばしりを背中から聴衆にも伝わってくるものでした。当然演奏も素晴らしいものでした。この指揮のありようでは、指揮台はいらない。かえって邪魔になる。そういうことかと思わせる、指揮者、オーケストラの熱演が、第7番まで続くのでした。

ピアノ独奏者が「アンコール」~アリス=紗良・オットさんの素敵な演奏
 2曲目のピアノコンチェルトでは、20歳のアリス=紗良・オットさんが素晴らしい演奏をしました。さすがの井上さんも歩きまわる指揮を抑え、ピアニストとオーケストラとの文字通りの共演を演出。これまで耳になじんできたピアノ独奏とを少し違う、彼女らしさがあったのかと、素人なりに感じさせるものでした。驚いたことに、コンチェルト終了後、彼女がアンコール曲を演奏したのです。これも、あまり記憶にない出来事でした。

アンコール2曲。指揮者が解説まで
 交響曲第7番も期待にたがわないもので、ベートーベンを堪能させてもらいました。当然アンコールの拍手は鳴りやまず、しばらく続きましたが、指揮者の井上氏がステージでお話をはじめました。アンサンブル金沢がいまツアー中であることなど、聴衆とのこミュンケ―ションをとりながら、アンコールの一曲目は「トルコ行進曲」そして、「世界には紛争が今も起きている。日本で明治維新のさい江戸城を無血開城する役割を果たした女性がいる」と、昨年のNHK大河ドラマ「篤姫」のテーマ曲を2曲目のアンコール曲として演奏してくれたのです。このようなサービスも、地方都市の金沢のオーケストラならではとの思いをしました。

残念なこと。演奏は「余韻」まで楽しみたい。
 2時間半のとても得難い、充実した時間でした。しかし、一つだけ残念なことがありました。それは、いつのコンサートでも感じることであり、「今回はどうか」と懸念していたことがやはり起こってしまったのです。
 交響曲第7番の終曲。「熱狂的なフィナーレ」(当日のパンフレットの解説より)を迎え、指揮者が最後の指揮棒を振りおろすよりも早いのではないかと思われるようなタイミングで拍手がおきたのです。
 私は、いつも一拍おきたいと思っています。最後の音が余韻として響き終わるまで。しかも、コンサートホールのほとんどはそのことも考慮に入れて設計されているのですから。そして、感動をかみしめる至福の一瞬を大事にしたい、といつも思っているのです。感激のあまり拍手が始まるのでしょう。しかし、ちょっと待ってみると、また違う、もしかしたらもっと大きな感動を味わうことができる、ほんの数秒があるのではないでしょうか。

 それにしても、とても心に残る素敵なコンサートでした。これを企画運営した盛岡市文化振興事業団の皆さんに拍手を送りたいと思います。 

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